山形MT参加 2002年08月9日〜11日 3日目

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山形MT参加 2002年08月11日


第一弾 山形MT参加 2002年08月9日〜11日 8月11日(日曜日)飯田へ帰ろう

早朝、灼熱の太陽が降り注ぐ中、あまりの暑さで目が覚めた。
体中が寝汗でびっしょりしている。

昨日の喧騒が嘘のように静かな朝だ・・・。所々、そのままテントにも入らず寝ている人もいる。
これだけの規模なら管理、運営も大変なことだろう。
参加する者は金を払えばそれだけでよいが運営する側は準備、折衝などで多大な労力を必要とすることだろう。
それを差し引いてまでも、このようなMTGを主催するこの方々に敬意を表する。


早めに目が覚めたので、一応タペット調整をすることにした。
ユニットを取り外し、ガソリンで油分をなくし、圧縮上死点を出し、プッシュロッドの調整を行う。
慣れた作業だ・・・。朝焼けの中一人、甚平を着てタペット調整をするその姿はかなり変だったろう。
作業しているとショップの方が声を掛けてきてくれた。
マニアックな会話が出来たので、かなり嬉しかった。

調整していると、安里さん、kentaroさんが起き出して来た。
何度か調整したが、異音は変らず。
両名をこれ以上待たせるのは、申し訳ないので、調整をやめ帰路についた。
hase君たちに見送られ、キャンプ場を後にした。
初めてのMTGだったが、楽しめた・・・。でも出来れば今度は近場のに参加したい・・・。

ルートをどうするか3人で検討。昨日の道はあまり宜しくなかったので
ルートを変えることにした。米沢から会津若松、喜多方に抜け、そこから新潟西まで行って、
高速を使って飯田に帰ることにした。


途中の道はかなり路面状況もよく、緩やかなワインディングも多々あり
昨日とは打って変わって快適な走行を満喫できた。
天気は快晴。風は涼しく、道は良い。かなりの速度で走行するHDが3台。

両側を田んぼに挟まれた、一本道をただひたすら走った。突き刺す太陽さえ気持ちよく感じる。
思えば大阪を遠く離れて700km。恐らくもう2度と走らないであろう、その道を気の合う仲間と走れて
本当に幸せに感じる。

途中、喜多方を通過した。町並みが非常に情緒があり、個人的には野郎とではなく
女性と一緒に回ってみたい所かな?


その後、ようやく新潟市内に到着。いきなりの雨にやられずぶ濡れになった。
やっとのことで高速の入り口を発見し、来た時と同じく新潟西から高速を使用した。
高速を走行中に雨はあがり、夕闇が迫ってきていた。
途中のPAでは遠くに佐渡島が見えた。佐渡島が見える位置に自分が居ることが不思議に思えた。

暗闇の中、ただひたすらに飯田に向け走行した。
飯田に到着した時は夜の10時を回っていた。程なく安里さんの家の明かりが見えてきた。
我が家へ帰ってきたという、あつかましい感情を抱いたのは私だけではなかったろう。
3人とも疲労困憊していた。
涼しいクーラの効いた部屋が、本当に有難かった。昼間の疲れはシャワーで流し落とす。
到着が遅くなった我々のために、奥さんが料理を作って待っていてくれた。
少し遅めの夕食を頂き、その日はそのまま就寝した。

なにか妙な満足感が体を覆っていた。
体中にまだ風の感じが残っている。豆だらけの手には振動の感じがいつまでもジンジンとしていた。

今回、安里さんのご家族には非常にお世話になった。言葉では言い表せないほどの・・・。
何分、遠慮するということをあまりしない私は、結構ズケズケと人様の心の中に侵入していく。
しかし、「家と同じにして下さい。遠慮したらこっちも遠慮しちゃいます」という安里さんの言葉に助けられた。

居心地の良すぎる、その部屋で、kentaroさんと2人、ふかふかのベットの中で夢の世界に入っていった。

8月12日に続く


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