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スリーブ打ち替えシリンダー&ワイセコピストン

  • ハーレーダビッドソン ショベルヘッド FLH のシリンダースリーブ交換とシリンダー組立の説明です。
  • 交換自体はまつもとさんのところにお願いしています。
  • OHで削っていくと限界が来ますが、スリーブ交換でまた使用できます

スリーブ打ち換えたシリンダー


MAXの+0.04incまで削ったので、削り代がなくなった。
この度、スリーブ入れ替えという貧乏人にはうれしい、まるで九州のラーメン替え玉のような技で、内側を丸ごと、筒ごと入れた。
工程としては、まず内径を切削し、それにあったボロン鋼などのスリーブを焼きバメして、ボーリングで精度を出して コンロッドの逃げを作る、といった感じか?
スリーブといっても、内側のごく薄い部分を打ち替えしている 場合もあるらしいが、まるごと交換のほうが安心だと思う。
内側の薄いスリーブだけを入れ替える場合、場合によっては割れたりする可能性があるらしい。




1:スリーブの内面。軽くオイルを塗布しただけだが表面の美しさは天下一品。




2:オイル溜まり溝がうっすらと確認できる。円周方向に溝を作っておかなければオイルが溜まらない。


3:まいどのワイセコハイコンプピストン


4:トップリングはマークのある面を上に向けて装着する。<


5:挿入時にリングッコンプレッサーがあると便利


6:リア側を挿入。ピストンは下死点付近で入れると楽


7:リア側挿入後


8:同様にフロントも入れる


9:フロントもリングコンプレッサーで圧縮してやる


10:シリンダーのここのボルトは組立前に挿入しておく


11:ピストンには向きがあり、ワイセコンの場合上図の如き。

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