ハーレー ショベルヘッドのロッカーアームやロッカーカバーの組立方法

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ショベルヘッドのロッカーカバーの組み方

その他エンジン組立関連はブログに記載しています。

  • ○各部品のチェックと清掃

    ロッカーアームのこの部分が偏磨耗してたら交換 オイルが通るところはパーツクリーナで清掃
    ブッシングとシャフトのクリアランスは
    0.127mm〜0.051mm
    大きければブッシング交換。小さければリーマ加工
    ロッカーアーム側のオイル通路も清掃



    ○組む

    オイル垂らす。 合わせる。混ぜないように!元あった場所に戻すこと。
    元あった場所に入れる。 スペーサも入れる。これも混ぜない。
    ロッカーシャフトを挿入。これも混ぜない。 ワッシャを入れる。今回は新品を購入。
    ナットを入れる。 トルク値16〜24Nmで締め付ける
    エンドクリアランス測定。0.1016mm〜0.635mm
    これは0.3mmだったのでOK
    反対も測定。0.1016mm〜0.635mm
    これも0.3mmだったのでOK
    ガスケット挿入。何も付けない。 ヘッドと合体。ロッカカバーを下にしないとロッカアームが
    邪魔して合体できない。
    ワッシャを入れる。今まで入れてなかった。これを入れないとナットがロッカカバーの接触面を押して
    変形させるので定トルクで締め付けても時が経てばアルミが変形して緩むのと同じ状態になってしまう。
    ということで接触面の変形を避けるために是非ともこれは入れるべし。
    ちなみに純正品ではなく、ホームセンターで売っているSUS製のワッシャを使用した。
    定トルクで締める。16〜20Nm 締め付ける順序。徐々に締めること。



    ○結果
    500km走行後、オイル漏れ全くなし。


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