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FLHの始動系配線図。ONをクリックすると電気が流れます。
リレー→ソレノイド→セルモータの順で動きます。
ソレノイドに電気は流れているか?
リレーは動くか?
リレーが動くなら、リレーからソレノイドに行っている配線にかかる電圧を調べる。ここでバッテリー電圧と比較して下がっているようなら 配線の劣化による、抵抗増による電圧降下と考えられる。得てして、ブレーカーが落ちるので前兆は判断できると思う。
ちなみに私の場合は、バッテリー電圧13Vに対し、配線にかかる電圧は 12.2Vであった。ソレノイドは動かないし、ブレーカも幾度となく落ちた。
対策:
というわけで、上図のようにリレーを追加してみた。
水色:追加したリレーからソレノイドへ
赤色:バッテリー+からリレーへ
黄色:元のリレーから追加したリレーへ
黒色:アース
使用したリレー:
余っていたNAIS製のもの。
忘れずにヒューズを追加しておく。
出来ればブレーカ(サーマルトリップするやつ)
に将来的にはしたい。
さらに剥き出しの配線はチューブで覆いたい。
バッテリー+周辺の処理
一応ソレノイドが動作するか確認する。
バッテリー+端子配線をソレノイドに接続し
セルモータへ行く端子にテストランプの端子を接続。
水色の端子の電圧を測定する。
バッテリー13Vに対し12.8V。電圧降下は減少した。
スタータを押すと、見事ランプが点灯。
これでソレノイドが確実に動くことが確認された。
注意:
よく理解しないで作業をすると重大な事故が発生する可能性があります。
このレポを読んで、作業をされて重大な事故が発生しても
本サイトは一切の責任を持ちません
セルボタンを押すと、最初にモータを軽く回す電流が流れる。その後、ソレノイドのコイルにより
真ん中の円盤が引き寄せられ、バッテリー+からの電流がセルモータに流れる。
最初に軽く回さないと、ワンウェイクラッチのギアがクラッチシェルのギアに噛まないから。
→ ソレノイドの抵抗を調べる。
下の画像、リレーからと本体間の抵抗、約0.6Ω。セルモータへとリレーから端子間、0.3Ω
規定値以外の場合、コイルの死亡が考えられるのでソレノイド交換。(純正台湾製で10,400円)
→ ソレノイドの端子(バッテリー+とセルモータを繋ぐ端子)、中心の円盤に焼けがないか?
ある場合は、磨いて修復するかリペアキットを購入しこの部分を交換する(3,800円)。
真ん中の円盤は裏返しにして使用できる。
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