FLだと81以降がフロントから速度を取り出すようになっています。フロントホイールが回転することで、ドライブユニットが回転し メーターワイヤによってメーターに伝達されて、メーターの針が動くようになっています。
しかし、タイヤの軸に取り付けられているので、ゴミが入ったり砂が入ったりする確率は高く、よく壊れます。 中のベアリングにゴミがかんだり水分が入ったりして錆びたりで、回転が渋くなります。
ドライブユニットの動きが渋いと、メーターに悪影響を及ぼすので、早急に分解清掃。場合によっては交換してください。
今回、取り付けて半年で動きが渋くなりました。さすが社外品。しかしながら、取り外してみると、油切れによる渋さみたいで、 分解できるところまで分解して、CRCを吹き付けたり、パーツクリーナーなどで清掃すると、動きがスムーズになりました。
とりあえず、挿入できるだけのグリースやオイルを塗りたくりました。
上が、取り外した社外品のドライブユニットです。隙間という隙間にグリスを塗布しました。下側は参考のため、半年前にご臨終になった純正のドライブユニットです。 これも動きが渋くなって交換したのですが、清掃するといつまでもサビが出てきて。
清掃した壊れた純正のドライブユニットですが、いつまでもサビがとれませ。相当内部にサビが発生していたようです。 パーツクリーナーで清掃し、CRCを吹き付けてサビを落としつつ潤滑を行います。
内部までどれくらいの量が入り込むかわかりませんが、とりあえず隙間からグリスを入れます。 動かしたり回転したりして、入るだけ入れます。念のため、CRCやオイルを先に入れて潤滑しています。
メーターケーブルを接続するところからもグリスを注入しましょう。ウォームになっていると思いますので、その部位にグリスアップです。
どれくらい入れるかわかりませんし、本当に入っているかもわかりません。しかしながら、回転部分を回転させるとかなりスムーズになりましたので、これでOKとします。
オイルシール?リングを被せます。これで、異物が混入しないようになっているようです。
位相をあわせて、回転する板金を取り付けます。
固定というか、抜け防止のリングをはめ込みます。溝にリングが入り込むようになっています。
壊れた純正メータードライブはCRCを吹きかけてサビを落としても落としてもいくらでも出てきます。10年以上取り付けたままでした。たまには、取り外して注油してあげないと、ベアリングが錆びて寿命が早まりますね。
メータドライブユニットをメーターケーブルに取り付けます。ねじ込んでOKです。このとき、ドライブユニットの爪がついた回転する板金を回転させて、 メーターが動くことを確認しましょう。
ドライブユニットの爪をホイールに引っ掛けます。ホイールが回転するとドライブユニットも回転します。ドライブユニットを取り付けると同時に、シャフトの受け部を取り付けておきます。"OUT"って刻印があるほうを外に向けます。
アクスルシャフトを挿入します
調整しつつ、反対側のボトムの穴に差し込みます。スペーサーなんか落ちたりしないように注意しましょう。
ナットで固定します。61-68Nmで固定します。
ナット、2箇所を14.9Nmで締め付けます。左右均等に締め付けましょう。
フロントを浮かした状態でタイヤを回転させます。ドライブユニットに注油したので、シャーシャーという音は聞こえなくなりました。動きもスムーズです。
取り付けて、50km走行しましたが、これまで聞こえていたフロントホイールからの異音は聞こえませんし、メータの動きも正常です。 壊れかけたドライブユニットも分解して注油してやると、復活しますね♪
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