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ハーレー ショベルヘッド 車検に通すための光軸調整

  • ショベルヘッドの車検についてブログにまとめています
  • Harley-Davidson ショベルヘッド FLH 車検で規定されている光軸の範囲です
  • 光量はハイビームとロービームが同時点灯しない場合は15,000カンデラ以上
  • ハイビーム「走行用前照灯」ロービーム「すれ違い前照灯」といいます
  • 前照灯の合計は225,000カンデラを越えない
  • ロービーム「すれ違い前照灯」に関しては平成10年9月1日以降に生産された自動車に関しての規定はありますが、自動二輪を除いています。

ユーザー車検は、自分で整備して車検場に持っていくわけですが、ものすごく簡単です。
整備しているかどうかというよりも、車検を受けたときに規定の能力を維持しているかが、問題ですので、例えブレーキパッドが残り1mmであっても 車検は通ってしまいます。
年式によっては、ライトが常時点灯(98年製造以降)だったり、排ガス検査(2000年9月以降)があったりしますが、ショベルヘッドに関してはそのあたりの検査もないので、非常に楽ですね。
そして、検査の中でも意外と引っかかるのが光軸調整。
陸運支局の近くには予備車検所という民間の予備検査場があって、予め調整してくれますが
費用が1,500円くらいかかりますし、バイクをしてくれないところもあるので電話で確認していきましょう。
光軸調整くらいできるだろと考えて、ユーザー車検に行く前に自分で調整しました。

車検で規定されている光軸の範囲

光軸調整の方法

自動二輪の光軸がOKかOUTか、その基準は 10m離れた位置で、ライトの明るい中心が取り付けの位置の1/5以内に低くて 左右は20cm以内に入っていること。これだけです。 ホームセンターや郊外のショッピングセンターの壁を使って調整してみました。

  • 10m離れた位置で、ライトの明るい中心が取り付け位置高さより下側に1/5以内
  • 左右は中心が20cm以内に入っていること

それでは早速、ハーレーの光軸を調整する方法を記述します。

光軸調整の方法

まず、カベから1m離れた位置で、バイクにまたがってまっすぐな状態にします。ライトを点灯し、ハイビームにします。


  • 壁から1m離れた位置で、バイクに跨りまっすぐにする
  • ライトを点灯し、ハイビーム(走行灯)にします

光軸調整の方法

その明るい中心にガムテープやビニールテープ、などでマーキングします。 一人では作業しにくいので、他の人の手を借りるといいですね。 ま、どうしても一人で(私がそうでしたが・・・)する場合は、 カベのライトの明かりの中心付近にテープを貼って、ずれていたらテープを微調整。これを繰り返して、一番明るいところにテープをもってきます。



光軸調整の方法

そのまままっすぐ車体を10m後ろに下げます。10mも下げるとうす暗くなって分かりにくい場合もあるので、その場合は5mくらい下げます。



光軸調整の方法

一番明るい位置にテープでマーキングします。
これが範囲内だったらOKです。

例えばライトの高さ(最初の1mでのマーキングの高さ)が1mなら
10m下がった位置で、100cm/5=20cm
20cm以内、下方向ならOKです。5mなら、その半分10cm以内にします。

左右方向は、元の位置より10m下がった位置で20cm以内です。
5mならその半分、10cm以内に入るように調整します。



光軸調整の方法

このように、基準より上になったらアウトです。(一応、上方向には10cmまで許容されています)

下過ぎても駄目です。範囲内に入れてください。



光軸調整の方法

左右方向にずれていてもアウトです。左右27cmがmaxです。図のように20cmならOKです。



光軸を調整する方法

光軸調整の方法

ショベルFLHのライト向きを調整する方法です。中身は汎用の丸目なのでSR用の小糸製作所のライトなんかも装着可能です。 私のFLHはSR用のを装着しています。

@にスクリューが付いているので、これを取り外します。Aの部分を引っ張ってリングを外します。

リングを外すと、左右調整、上下調整用のネジがありますのでこれを調整して範囲内に入るようにします。



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