錆錆のナットとワッシャを防錆する〜

エンジンとステーを固定してるナットとワッシャーが錆錆になってました。
ネットを徘徊していると、やはりありました。自家製鍍金(笑。さび取りで有名?なサン○ールを利用して
鍍金が出来るそうです。詳細はTochinさんのHP、 「紙ヒコーキ。」の実験にあります。
お、これなら自分でも出来るわ、と思って色々購入しやってみました。


錆びたナット

えらく錆びたもんです。ナットもワッシャもかなり錆びております。実験するには丁度良い部品ですね♪


錆を取るには

百均で売ってるトイレ用酸性洗剤。サン○ールのパチもんですが、ちゃんと硫酸9.5%です。この原液に錆びたナットを入れて放置。


きれいに錆がとれました

サン○ールに浸すこと1時間。ご覧の通りきれいに錆が取れました。温度により反応速度が違ってきます。
温度が高いほうが早く錆が取れます。そして、取り出した後は充分水洗いして洗剤を洗い流してください。
残っていると錆錆になります。あ、取り出すとき、素手はだめですよ。ひりひりしますから。

お次は、鍍金の材料です。今回は亜鉛を使用しました。ZINCめっきです(笑

鍍金(めっき)の仕組み

電解液の中にアノードとカソードを仕込みます。めっきされる材料を−側にめっきの材料を+側に接続します。
電圧ですが、3V程度でいいみたいです。今回は単1を2個使用します。電解液はサン○ール5倍希釈液を使用します。
電源はDC-DCコンバータなんかも使えるみたいですね。
接続するとめっきされる側(マイナス側)から激しく泡が出ます。亜鉛(めっきの材料)から泡が一杯出たら接続が逆です。

まとめて鍍金(めっき)したかったので、ステンの網の上に乗せてみました。


電気を流してみましょう

セッティングが完了したら配線を接続して電気を流し鍍金(めっき)してみましょう。激しく泡が出てきますよ(笑

動画です。


で、結果ですが・・・

網の上、乗せてたらなんか上手く鍍金出来なかったっす。網からも一杯泡が出るってことは、網にも鍍金してるんですよね・・・
網、乗せないほうがいいのでしょうか? 私は乗せないで単独エナメル線で吊り下げて鍍金(めっき)してみました。
なんか激しく泡、出てきます。一撃必殺で亜鉛がのっていきます。プラス側から溶け出した亜鉛が、電解液を通して亜鉛が鉄に抱きついていきます。
いやぁ、プラス側の亜鉛、色がすっかり変わってしまいました。


最終的に、こんな感じで鍍金(めっき)出来ましたよ。磨けばきれいになるんでしょうけど、個人的にはこんな色合いが好きなんでそのままです。

yahooオク 亜鉛板



yahooオク DC-DCコンバータ



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