ハーレー ショベルのたまに失火するというよくわからない現象の対処方法

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たまに火花が飛ばない

  • イグニッションコイルから火花がたまに飛ばなくなっていました。当時の私のショベルヘッドにはDYNA-Sの独立点火でが装着されていて、コイルは2個ついています。 そのときの症状はどんな感じかといいますと・・・

    • 夏の暑い日、渋滞に巻き込まれ10分位で片肺になった
    • 休憩をいれると、順調に走り出した
    • 高速で130位の巡航から、50くらいの流れに変化したとき片肺になった
    • パーキングでプラグをみ調べるとガソリンが多量についていた
    • 磨いて、プラグを車体に接触させクランクをまわすと火花がでた。その後順調に走った
    • キャブレターのスロー番数を下げたが症状に変化なし
    • コイルを交換したが最初は調子良かったが、すぐに同じように片肺になった
    • 常にリアのプラグがかぶる

    コイルも交換したのに全然調子よくなりません。DYNA-S自体の故障も疑いましたが、その前に他に問題はないかと考え、もう一度コイルを取り外しました。 配線を取り外したときです。不調なリアコイルに接続している配線の端子がかなりグラグラしてました。少し引っ張ると、端子が抜けるではありませんか 結局、この端子のしかも圧着端子内部で断線しかかった状態だったので、走行の振動で導通しなくなって失火してたみたいです。図はポイント点火のものですが、基本は同じです。

    コイルの抵抗値

    ポイント点火用とフルトラ用ではコイルの抵抗値が違います。イグニッションコイルは内部で一次コイルと二次コイルが存在しています。 一次コイル側に通電させておいて、点火させるときに遮断します。ポイントでいうとブレーカーカムにカムフォロアが乗って、接点が開いた状態になるときです。 遮断することで磁束が変化し、二次コイル側に高電圧が発生します。コイルの抵抗値の測定方法は以下の図を参考にして下さい。

    ポイント用コイル 4.7Ωー5.7Ω 16,000Ωー20,000Ω
    フルトラ用コイル 3.3Ωー3.7Ω 16,500Ωー19,500Ω

    ちなみに、イグニッションをONにしたままですと、一次コイルに常時電気が流れるので一次コイルが焼け切れるのでご注意下さい。

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