ハーレーでツーリング奈良県東吉野一周 2002年07月28日

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東吉野一周 2002年07月28日



その前の週末、マキノキャンプからの帰り、やす君に
「来週イワッさんの奥さんの883慣らしツー行くんですが、一緒に行きますか?」
と聞かれ、毎週の予定などいつも真白な私は二つ返事で行くと答えた。

ルートは169→425→168で、待ち合わせ場所は郡山に朝7:00だった。
昔、よく回ったルートなんで道は良く知っている。


ワイディングが多い・・・・





しかも・・・・

































R425は1.5車線。      ところどころ1車線。



















間違っても





















































慣らしのコースとちゃう!


奥さんはきっと、相当な走り手なのだろう。と勝手な想像を膨らます。



そのとき、何人集まるかも知らず、ただ、昔よく走ったルートを久しぶりに走れる
喜びを一人噛み締めていた。タイムリミットまであと4週間。その間は出来る限り走りたい。



当日、やすくんとおちあってまだ夜も開けきらぬ市街地を集合場所まで走らせた。
今回、やすくんは奥さんを同伴しての参加だ。美しい奥さんで、かなりうらやましい・・・。



車もまばらな24号線を南へ走らし、集合場所へ到着。
早朝にも関わらず、ほとんど集合していた。

知っている顔は、イワッさんと奥さん、それにBUCO兄さんだけで、後は初対面の方ばかりだ。
早速、挨拶に回るが、元来、照れ屋で恥ずかしがり屋で奥手な私は、本当に軽く会釈を交わしただけで
挨拶を終わらせてしまった・・・。皆さんスマソ。
名前だけ知っている方がおられた。「髭地蔵」さんだ。渋めのヘリテイジを操る。想像以上にダンディーなお方だ。
その他は本当に誰がどのバイクで、どのような走り方をするか全く検討もつかない。

今回はエレグラ×1、ローキン×1,ウルトラ×1。スポスタ、1200S、883R、883.TC88ヘリテ、エボヘリテ×2.ショベ×1.
ドラスタ×1.


イワッさんと地図を見ながら、ルートの打ち合わせ。なんの因果かこの大所帯の先頭を走ることとなった。
最初の目的地は、24号から169号に入り、川沿いを走り1個目のコンビニ。

早速、道を間違えたがTC88を駆るヨシカワくんのおかげでなんとか、目的地へ到着。
続々と後ろから到着するが、やすくんだけが来ない。

皆、勝手なことを言っていた・・・・。






































我慢でけへんのか?  な、なにに???






















とか

























朝から元気やのぉ 



















とか、


































朝のすがすがしい時間帯にする会話ぢゃない・・・

いらんことを言っていると10分ほど遅れてやすくん到着。





















皆がいっていた・・・・
























































はやっ!!!


って、なんの話やねん・・・・。


実は、バイクの調子が良くなかったようだ。またしてもアフターファイヤーを起している。
先週、ニードルの位置を元に戻したらっていってたけど、どうも暇が無かったようだ。
ガスが濃いのは分かっている。夏場だし、冬場で濃い目のセットならなおのこと
濃いガスが、燃焼室に供給されているのだろう。

彼の性格はだいたい読んでいたので、ニードル調整はしていないと踏んでいた。
そこで、手持ちのスロー&メインジェットを、ちゃんと忍ばせていた。
本当はスローをいじりたかったが、時間もないので、とりあえずアクセル1/4回転以上で
使用されるメインジェットの番手を下げることにした。

やすくんが手際よく、エアクリーナをばらしていく・・・・。







そこで見てはいけないものを見てしまった・・・




ガスの濃さが不調の原因ではなかったのだ・・・・





彼の自慢のHSR42の吸気口に、なんと・・・・


















































オカモト製ダイヤフラムが・・・

いや当然ネタやけどね。うけた???

周囲のいらん攻撃にもめげず、さっさとばらしていくやすくん。
メインには160がついていた。自分のと同じだった。

とりあえず155まで下げてみることにする。


その後、169をひた走り道の駅杉の湯で停車。途中でガスを入れる予定だったが
ナニを勘違いしたが、大台ケ原を超えて給油するものと思っていた。
地蔵さんのガスが残り少ない。申し訳ないです。
とりあえず休憩しました。



休憩も済んで、そのまま第一の目的地、大台ケ原へ向かった。
行った方は分かると思うが、169から大台ケ原へ向かう道は
細いし、タイトなヘアピンだらけ。
ブラインドカーブも多い。





ハーレーで走る道ぢゃねーよ・・・・。





しかも、イワッさんの奥さん、慣らしやで。絶対、ルート間違ってると思う。





このときも先頭だったので、役に立たないバックミラーを見ながら速度を調整した。

前方を車に遮られ、かなりののろのろ運転で頂上まで走った。
途中キリも出てきて、少し涼しい。標高がかなり高いためか?


そこの2輪停車場が一杯だったので停車出来そうなところに止めた。
イワッさんのエレグラも同じ所に止めた。

すると、バスの管理小屋からオッサンが出てきて
「そんなとこに止めたらバスは入られへんやろ!別のとこへ止め」 と。
かなりその物言いにカチンと来た。
「ほんならどことめるん?」」
かなりぶっきらぼうにイワッさんが答える。恐い・・・。
「その辺止めたらええねん。そこはバスが入るから・・・」
ひつこい・・・。マジでうっとうしいこのおっさん。
一回説明すればわかるっちゅうねん。自分もむかついていた。

少し離れた下が砂地の場所に止める羽目になった。
ここでも例のおっさんが、色々言っていたが、うっといので無視した。

停車後、みなの集まる場所へ行った。
すると、ドラスタに乗っている女の子が
「すみませーん、大阪のどこから来たんですか?」
と聞いてきた。


































「守口」


それで終わり・・・。いや普通会話続けようとするやろ、おい。
相当、オッサンにむかついていた様だ。
そのぶっきらぼうな態度にもめげず、彼女は更に質問してきた・・・。

「これなんて車種ですかぁ?」

















































「ハァーレェー」
それで終わり・・・。いや、もっとこう会話を続けようという気はないのでしょうか??
しかも、車種聞かれてるのに、ハーレーは答えぢゃない。
当然、会話も途切れ終了。その後は23とは思えないほどしっかりしたのヨシカワ君と話していた。













































普通若い女の子としゃべるやろぉー
しかもきれいなねぇー・・・・

かなり、馬鹿ですね♪


来た道を戻り169号にでる。ここでウルトラにのる豆腐屋のおやじさんとはお別れ。

ここで皆さんに質問した。ペースってあんなもんでいいんですか?と。
すると、皆さんもう少し速くてええでと。
イワッさんが、速く走りたい人は速く走ろうよ、次の集合場所だけ決めてって言ってくれた。

ほんまにええんやろか?知らん人ばっかりやし、いきってるとか思われてもしゃぁないし・・・。
でも、こっから気持ちよく走れるのね、この道は。でもねぇーとか
色々考えてました・・・。







でも































































アクセル全開


やはり気持ちよさには勝てなかったようだ。後ろをみるとBUCO兄さんが着いてきている。
相手は1200S、ツインプラグ仕様。かなり速いとみた。

今日は先導のkentaroさんはいないので、どんなペースかわからんが
BUCO兄さんも883Rに乗っているシズカちゃんも、ちゃんと着いてきているし
問題ないレベルなんだろう。

役に立たないバックミラーに2台写っていたので安心安心。


途中、片側通行のための信号で停車。

BUCO兄さん到着。






























































あとが来ない(汗)


しかもBUCO兄さんに言われた。























































「布団の上で死ねんよ」

そんなに危険な走り方なのだろうか?いつも一人で走っていた私は
先頭のペースが分からない。自分のペースで走ると皆のペースを乱す。
少し反省した。


後続車が到着した後、またトップスピードで快走。この道は曲がりやすいワインディングが多く
大好きである。しかし、先頭は集団で走っているという感じがしませんねぇ。

20km程走行すると、やっとガススタ発見。ここで給油することにした。
その横が道の駅で温泉もあり、昼ごはんもと考えていたが、ヨシカワ君の提案により
R425分岐付近の温泉施設に行くことにした。施設の名は”きなり湯”というらしい。

先頭をヨシカワ君が走ってくれることになった。
”SASさん、あおらないで下さいね!”というカレの言葉は完全に私の耳には入っていない。
あおりはしないが、着かず離れずで着いていこうと思った。

相手はTC88ヘリテイジ・・・。ワインディングなら大丈夫だろう。
途中、BUCO兄さんがかなりのスピードで追いかけてきたが、負けじとアクセルON。
しかしながら、後で話を聞くと写真を撮ろうとしていたらしい。もったいないことをした。
BUCO兄さん撮影

ヨシカワ君を追いかけていたら、またカーブでフロアーボードを擦った。
やはりリアクションは、kentaroさんと同じだ。
後ろを振り向き、かなり驚く。そうとうえげつない音を奏でるのだろう。
楽しい追いかけっこをしていると、その”きなり湯”に到着。
後続車を待つ。




そこの”きなり湯”という施設は、山深い場所にも関わらず、かなり新しい建物だった。
近くに運動場、テニスコートなどもあることから、夏場は学生のスポーツ合宿などで
賑わうことが想像できる。しかし山深い割には気温高し。





皆で温泉につかり、ちょっと遅めの昼飯を食べることにした。
かなり値段は高めだ。

そこで、今まで撮った写真をHPにUPする際、顔出しOKかどうかを尋ねた。




俺 「SIZUKAちゃん、顔出しOK?」

S 「はっ??」


俺 「いや、今まで写真仰山、撮ったやんか。それに顔とか写ってるやろ。」


S 「はい?」


俺 「せやから 顔・・・

































































        出していい?」


やばい・・・(汗)。助詞の使い方を間違えた。  ”顔出していい?”と聞くつもりが
エロトークになってしまった。 狙っていたわけではないので、思わず赤面。
速攻で修正したが、かなりエロオヤジと思われたことだろう・・・(泣)


駐車場で、イワッさんより「エレグラ乗ってみる?」と提案された。
ハイコンプ、FCR仕様がどれほどのものか体感したかったので、すぐOK。
しかし、私の愛車はジャダーが少し起きる。ちょっと運転しにくがイワッさんなら大丈夫だろう。

愛車をスワッピングし、R425をひた走る。途中までは快適な2車線だったが
山中を走行するにつれかなり道も細くなってきて、ところどころ崩れている。



しかも、道の真ん中に・・・・































































   コケがはえている・・・ 
一応、国道だ。間違っても県道ではない。なのにこの道の悪さは何?そして
どんな基準で国道にするのか?本当にコケが一面の箇所もあり、さすがに
アクセルONは出来なかった。



急カーブが続く。イワッさんのエレグラはかなり快適にエンジンが回る。
私の愛車とは大違いなレスポンスの良さだ。
お互いお世話になっているメカニックが兄弟ということもあり、
兄貴の仕事振りの良さも手にとるようにわかるり嬉しい。


緑が深い、川沿いの登り道を走行していると、BUCO兄さんが前に出て
止まってとジェスチャーした。

山の登り道。しかも曲がり道。そこで停車し足をついた。
いつもと同じ感覚で足を着いた。

しかし、今乗っているのはエレグラ。乾燥重量でもかなりの重量差があることを
すっかり忘れていた。車体は右に傾いている。

全車重が私の右足に集中した。


























時、すでに遅し・・・・・・・・・・・。











































せめてもの対処として、ゆっくり車体を寝かした。



























そう・・・・。情けないが・・・・・・。























































たちごけ・・・。 しかも、人の愛車を・・・。

思いっきりイワッさんに謝った。少し、ガードに傷がいってしまった。本当に申し訳なく思う。

そんな私にイワッさんは、
「ケガないかぁ?」とか「気にせんといてなぁ」とか言ってくれた・・・。
本当にいい人だ。

しかし、私がこけるのをみて、後続のオカモトさんまでこけていたそうだ。なぜ?

BUCO兄さんは川の写真を撮りたかったそうだ。
結局、そこは停車しにくかったので、適当な所で停車することにした。
さすがに、私は愛車FLHに跨った。






しばらく山道を走行すると、丁度ええ場所があったので停車。
何人か川に降り、水を飲んでいた。甘くおいしらしい。






この休憩の後、同じようにコケが生えていたり、途中崩れていたり、はたまたヘビが死んでいたりする
道の細い国道425をひた走る。少し走りつかれたので休憩を入れた。
目的地は十津川の谷瀬の吊橋であったが、それよりも小さな吊橋がそこには掛かっていた。
「一度に3人以上乗らないで下さい」と書いてあり、かなり作りもちゃちい。
しかし、イワッさんはその橋を、あの巨体で・・・・

























































ダッシュ!!!  滅茶苦茶揺れた・・・。恐かった・・・。




R168に抜けるとかなり道は良い。快走した。一気に谷瀬の吊橋に向かった。
この谷瀬の吊橋、過去に幾度か来たが、高度高しで揺れがすごく、かなりの恐怖を覚える。
今回は時間も押していた。この時点で午後7;00。それ故、渡る事はやめ
トイレ&お茶休憩になった。



辺りは夕闇が迫ってきていた。ここから帰るにしても余裕で2時間以上かかる。
次の休憩場所を決め、薄暗くなった山中をひたすら走った。
最後の休憩はR168とR24が交差する付近の病院横、コンビニ。
ここで、奈良、京都組みと大阪組に分かれた。もう辺りは真っ暗。時間は夜の8:00.
最後の談笑、次もまた会おうの堅い握手を皆と交わした。

その後大阪方面軍、BUCO兄さん、髭地蔵さん、こずえちゃん、私の4人は
R317を越え、外環を走行。途中で地蔵さんとお別れし、3人で飯を食べた。
BUCO兄さんが奢ってくれた。美味いラーメン屋だった。

夜遅かったが、BUCO兄さんの店に連れていてもらった。
おしゃれな店内でしばし談笑。
日付が変り、翌日は仕事なこずえちゃんと私は、AM12:30にBUCO兄さんとお別れ。
しっかりとお土産を頂いた。ありがとさんです。

こずえちゃんを家まで送ってあげたかったが、距離もあり時間も時間なので
R163との分岐点でお別れした。






今日一日、色々な事があった。
距離は短くとも非常に濃い一日だった。誘ってくれたやすくんに感謝。
こんな私でも受け入れてくれた、参加者の皆様に感謝。

ネットをするまで、常に一人だった私は、集団で走る経験がほとんどない。
別に一匹狼を気取っているわけでもなく、ただなんとなく一人だった。

休憩時はいつも缶コーヒとタバコをくゆらせ、いかつい目をしながらバイクを見ていた。

とにかく距離を稼ぐことが最高だと思っていた・・・。

皆で走ると、走るよりも休憩時間を楽しく過ごせることに気がついた・・・。

距離は少なくとも楽しめることに気がついた・・・。

バイク以外の色々な話が出来る事に気がついた・・・。

結構、楽しく過ごしている自分がいた・・・・。


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