マキノ高原キャンプ 2002年7月20日〜21日

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第1回マキノdeミート(2002年7月) 2日目  〜三方五湖〜



朝、皆の話し声で目が覚めた。まだ、寝たりなかったがあまりの蒸し暑さのため
そそくさとテントを出る。

高原なので涼しいかと思いきや、期待を裏切り蒸し暑かった・・・。

バイクサイトには既に、出発したのか数台減っていた。
toshiさん、安里さん、そしてCLOSEDさんが・・・。
見送りもできず、申し訳なく思う。

その後、愛知組みのたろうと女の子2人が帰っていった。
今回、女の子とはゆっくり話せなかったなぁ。
ガブちゃんとマリリンはせっかく遠くへきたので、もう少しこの周辺を回ってから
帰りたいので早く出発していった。
kentaroさんの友人、ぜんじろうさんも用事があるので去っていった。
ゆっくりお話が出来なかったなぁ。

次いでぶひ子さんと愛子さんも帰路へつこうとしたが
せっかく、味噌汁を作ったので無理やり飲ませる。
昨夜のカレーが残っていたので、軽く一杯頂く。
やはり朝飯は美味い。
ちなみにジョーカーズのナカイさんは何杯も飯を平らげていた。
あまりの食欲に、驚く。

朝の光が降り注ぐテントサイトに爆音が響いては消えていく。
爆音の後にだんだんと聞こえてくる川のせせらぎ・・・。
徐々に少なくなる人とバイク。
残っている私たちには昨日の宴が嘘の様に、寂しく感じる。

しかし、また新たな参加者が。
YASさん&BIGさん登場。
キャンプは無理だが、2日目を一緒に走ってくれるとの事だった。
朝、早くに到着して頂き有難く思う。

YASさんは以前、ぶひ子さんと会ったことがあり、久しぶりの対面に喜んでいた。
遠方組、最終のぶひ子さんと愛子さんを見送り、皆で温泉に入りに行った。

脱衣所横の休憩所でkentaroさん、YASさん、BIGさん、私の4人で
風呂上りのジュースを飲みながら歓談。
久しぶりにみるBIGさんは少々イメージが変っていた。
髪の毛を少し上げ、顔の横まで幅広いサングラスをかけた彼は
以前琵琶湖で会った時以上に明るく、そしてよく喋ってくれた・・・。

そこで、今日どうするか打ち合わせ。結局、日本海側に出て
三方五湖周辺を回ることにした。

テントサイトに戻り、片付けの手伝い。
ジョーカーズの面々とだんなさん一家にお別れし、
我々4人は一路、北へ。
用事があるマサ☆さんはそのまま帰路へつくこととなった。
ジョーカーズの面々には今回、準備やらなにやらで非常にお世話になった。
また、だんなさん一家も、バイクだけではもって来れないような
調理器具満載で参加していただき、本当に有難く思う。
人のやさしさが身に沁みた・・・。

kentaroさんを先頭に、快適な国道を北へバイクを走らせた。
ガソリンを補給し、山道へ入った・・・。



先頭は、kentaroさん・・・・。














































当然・・・






































かっとんでいった!!!








そして、今回は・・・



































着いていけた〜♪

後ろをみると、残り二人はおいてけぼり・・・。完全に視界から消えている。
ひどい・・・・。

幾度か停車し、後続の2人が追いつくたび、フルスロットー!

そしてとうとう、分かれ道になりそこでルート確認の為、停車。
あまりの暑さに水分補給+休憩になった。

YASさんは、自分の愛車を缶スプレーで塗装したそうだ。ちぢみが多少あるが見た目には
全然、わからない。部屋で塗装したらしく、周りに何も防御するものを被せなかったため
悲惨な状態になったそうな。

引き続き、真夏の炎天下の中ひたすら山の中を走行する。
時々、後方を確認しながらアクセルを捻り続けた。

遅めの昼ごはんは道の駅にある売店で、おろしそばを平らげた。

この休憩の後、先週も休憩場所に選択した周山街道沿い、美山町の
広場へと向かった。

前方を車に遮られた、kentaroさんは速度を落としていた。
バックミラーをみるとヘッドライトが3つ点灯・・・。

”国産のTDMが後ろにきてるなぁ”
と、そのライトが私の横を追い越し、更にkentaroさんも追い抜いていった・・・。











































やばい(汗)











火をつけたぞ・・・・。






案の定、そのTDMを追いかけて行くkentaroさん。黄色い車線もなんのその、
車5台を一気に追い越し、そのTDMを
ロックオン・・・。


















しかたないので・・・











































着いて行った!

後ろ二人を置き去りにして。


結構、急なワインディングが続くが、TDM850を標的にし、トレース。
そのTDMがなかなかの使い手のためか、完全に追いつくことはなかったが
かなりの距離をつめつつ、走行できた。
彼が、焦っているのは後ろからでもよくわかる。
あれはあきらかに、狙われた獲物の行動だ・・・。
kentaroさんのワシのような鋭い眼光は、確実にそのTDMのテールランプだけを
見ていたことだろう、きっと・・・。
彼の前だけは走りたくない(泣)

そのTDMを追いかけるのに、kentaroさんが飽きたのか
ワインディングが途切れた、少し道幅の広い場所に停車。







































あー、面白かった!

目がイッてました(怖)



タバコに火を付け、一服した後に後続の2台が到着。
次の休憩場所まではすぐなので、そのまま走る。
休憩場所に到着。













あら?



































さっきのTDMが!

早速、kentaroさんが話し掛ける。
そのTDMをかる彼は、私らにこう言った。

”抜いたから怒ったんで追いかけてきたと思った・・・”

いや、あのぉ、無茶苦茶楽しんでいたんですが・・・。

牛乳が美味いので、YASさんとBIGさんに薦める。
やはりおいしかったようだ。

ここで、YASさんのヘリテイジを借りてのってみる。
少しアフターファイヤーを起しているので、点火時期調整しては?と薦めた。


その後はのろのろ運転が続く周山街道を京都へ向け走った。
途中、何度か睡魔が襲ってきたが、なんとか次の休憩場所へ到着。

ここで、YASさんが行動にでる。
私の言葉を信じ、点火時期の調整をしたいというのだ。
本来ならば、インスペクションホールを開け確実にしたい所だが
あいにく工具の持ち合わせがない。
少しだけ早くし、ノッキングが起こらないことを確認する程度に留めた。


その後、今度はかなり渋滞していた周山街道を京都市内へ向け走った。
途中、ガスがなくなりかけていたkentaroさんとYASさんが給油。
それを待つためBIGさんと私はGSの少し前方で停車。
サイドスタンドをたて、愛車からBIGさんがおり、彼がこっちをみて話し掛けてきた時、




彼のバイクが・・・
































スローモーションのように倒れていくのだ・・・

あぶない!!その言葉に目を丸くした彼は倒れゆく、自分の愛車の全車重をその巨体で受け止めた。
私もシシーバを握りしめ、元に戻すのを手伝う。なんとか、元に戻せた。
このときは冷や汗が出たが、私以上にBIGさんの心臓は脈が激しかったことだろう・・・。


そのGSを出た直後YAS君が、









































”アイドリングが安定せん・・・”
やばい、点火時期いじったせいか?すぐに点火時期を元に戻し走行する。





















彼の後ろから走っていたら、マフラーから・・・・




































”ポンッ、パンッ、ポンッ”と火を吹くではないか・・・
血の気が引いた・・・。しかし点火時期を調整したくらいでこうなるもんか?
色々考え、プラグがかぶり気味ではないかと、推測した。

その旨、kentaroさんに伝えバスの停留所前に停車してもらう。


早速、プラグを取り外してみた。
















































真っ黒だった・・・
かなり前から黒かったようだ。自分の責任ではないようなので少し安堵する。
磨く前に、確認する事がある。確実に点火しているかどうかだ。
やり方をYASさんに伝授し、スタータを回し、プラグを点火させてみた。

バシバシっとガイシから火が飛ぶではないか・・・
こりゃ完全にプラグが逝っている。型番を確認し、京都市内の帝王、kentaroさんにプラグを
おいてある店を探してもらう。彼が昔バイトしていた店の店長さんが親切に、HDディーラにも
確認し、使えるプラグを探し出してくれた。これもkentaroさんの人徳の成せる業か・・・。
GETしたプラグはNGK。熱価がちがうが大丈夫らしい。早速、YASさんが取り付ける。

新品のプラグを取り付け、試走したYASさんが戻ってきた。












ヘルメットを脱いだ彼は・・・









































はん笑いだった・・・

かなり調子がよくなったようだ。滅茶苦茶トルキーな走りだそうだ。
よかった、よかった。胸を撫で下ろす・・・。




その後、kentaroさんは京都でお別れ、我々3人は大阪への家路に着いた。




初キャンプだったが、普段お会いしたことの無いネット上での付き合いだった方や
全く、新しい出会いがあり、また皆親切で、紳士淑女であったので想像以上に楽しめた。
逆に自分が回りに迷惑をかけていないか、常に気になっていた。
こんな自分でも居場所があったことに感謝する。
出会った方々、全てに感謝し了。


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