ハーレ ショベルで行った、三重県津市。途中、信楽でたぬきの焼物鑑賞

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三重県津までツーリング 2001年6月10日

クラッチは結局直しませんでした。大丈夫だと思いましたもんで……。 これが後で最悪な出来事の原因になったんですけどね。

朝、結構早く起きてたんですけど嫁さんと子供が遊びに行くので、駅まで送ってたりしたら 結局、出るのは昼の12:00になりました。
京都府京田辺市をとおって大阪府枚方市から滋賀県信楽町まで307号線で走りました。 薄曇りの天気でしたが、走るには丁度良い天候でありました。
307号線、最近裏白峠(だったと思う)にトンネルが出来、走りやすくなってます。 京都府側より滋賀県側の方が道も整備されていて、通行量も減ってきますので走りやすいです。

約1時間走行で信楽町に到着。信楽町といえば有名なたぬきの焼き物です。 信楽に入った瞬間そこからはまさしく、たぬき一色。でっかいのは2階建ての家くらいあります。

こんなでっかい狸の焼き物、置ける 家が果たしてあるのか? というようなでっかいタヌキの置物が 店毎においてあります。

だいたい、どないやって焼いてんねん! (焼き物かどうかはわからんが) こんなでっかいのを入れる釜なんて あるんかいな?

という素朴な疑問がわいてきます。

小さいたぬきもいっぱいありました。


写真真ん中の左下の方に寝てるタヌキが いるんですが、わかりますか?

なんか、なめた格好しています。

よく見ると、一つ一つ形が違うんですよね。

妙にリアルなものから、完全にデフォルメしたのまで

ほんと、いろんなタヌキがいました。


さて、次に向かったのは三重県上野です。上野は今回素通りしただけですが、最近忍者で有名になった 町ですね。307号線から、422号線をとおって行きました。上野市の観光目玉はやはり忍者屋敷でしょうか。 後は、藤堂高虎の建てた上野城ですか。実際は建築途中で台風により破壊され、石垣のみで天主は なかったのですが、昭和末期に再建されたそうです。(記憶があいまいですので当てにしないでください)

上野からは368号線を通って、三重県名張市に行くことにしました。 名張についた辺りで腹が減りましたのでここいらで飯にでもしようかと思い、 店を物色していました。『天理スタミナラーメン』を発見!早速駐車場へ……。 ありゃ、一つ入る所を間違えた、もう一個先やわ。戻らな……。

こんときほど、クラッチを直しとかなアカンと思ったことはありません。 その場旋回をした時に、クラッチがびびり変なつながり方をしてしまいました。 何年か振りの立ちごけ……。恥ずかしかったですが事件はその後起きました。 車体を元に戻し、メインスイッチを入れなおしスタータを押しました。 『ズッポン!!』と変な音がし、エンジンのアイドルは一定せず、すぐに止まりました。 そして焦げ臭い臭いが……。
『ゲッ!!エアクリーナが燃えとる!!!』

いや〜、マジでビビリました。新聞紙を燃やしたように勢い良く燃える炎……。 しかも、エアクリーナが燃えていますので当然炎の先はタンクです!最悪消火できない場合は 爆発ですわ!

息を吹いた位では炎の勢いは収まらず、次は燃え盛る炎を直接手で消そうとしました。 (この辺であせっているのが良くわかる)消えるわけがありません。 『酸素を遮断したったらええねん!!』そのとき、そんな風に考えたかどうか判りませんが 次は、着ていた服を脱いでそれでエアクリーナ全部覆ってやりました。 1分後なんとか鎮火……。火は収まっても心臓の脈動はなかなか収まりませんでした。

どうもこけた時にキャブからガソリンがもれてそれがエアクリーナにしみこんだ。 次に、揮発性のガソリンが十分揮発していないときに、エンジンをかけたら吹き返した。 吹き返しの火が、エアクリーナに引火した。 という順序で、エアクリーナが燃えたんだと考えています。どう思われます?

取りあえず、カバーを外しエレメントを良く乾燥させ再度とりつけたところ、今度は 問題なくエンジンも掛かりましたので、大丈夫でしょう……。

飯も食べ終わったので、165号線を東に向け発車。青山高原を通り久居市を抜け やっと津市に到着しました。 なんで津市に行き先をしたのかというと、単に伊勢湾を見たかっただけです。一度も見たことが ないもんでして。


残念ながら、到着した時は曇っていましたのできれいな写真ではありませんが、長く続く海浜、 幅の広い砂浜、結構きれいな風景でした。

帰りも同じ道を通って帰るのも芸がないと思い23号線を北に向け鈴鹿市に行き、そこから県道を通って 亀山市へ。ここから1号線に乗り鈴鹿峠を通って滋賀県水口町へ行きました。 亀山→水口間の1号線は、片側2車線のところもあり非常に走りやすかったです。 ワインディングも結構ありますが、むちゃくちゃきついカーブではありませんので気持ちよく走れました。

水口町から307号線にのって信楽へ戻ろうと思いましたが、途中曲がるところを間違え野洲川にかかる 橋の近くでハーレーを止めて地図を見ていました。

どうも、それは県道だったらしくもう少し先で曲がる必要があるということがわかりました。 戻ろうかなと思い、地図を直そうとした時、猛スピードでバックしてくる1台の軽トラがありました。 それは、自分のすぐ近くで停車し運転席から頭にタオルをまいた、恐そうなオッサンがおりてきて私の方に 向かってきました。『俺、何かしたんか?』一瞬ビビッた私に、そのオッサンはこうのたまいました。 『兄ちゃん、どこいくねん』と。そうです親切にも、そのオッサンは道を教えてくれようとしたのです。 しかも。、車を道の真ん中にとめて……。後ろを見ると車が10台くらい溜まってました。 後ろの車に対する迷惑と、オッサンに対する感謝の気持ち。

オッサンの親切心をむげにもできず、かといって後ろの車の迷惑もありますので、 オッサンの説明全てに相槌を打ち、繰り返すことで理解したということをアピール。 説明が終わると『気ぃつけてかえりやぁ』とオッサンは一言残して去っていきました。 その後、後続車に頭を下げていたのはいうまでもありません。

その後は無事、きた道を帰りました。途中雨に降られましたが久方ぶりのロングツーリング。 気持ちよかったです。

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