ハーレー　ショベルヘッドFLH　４台で回った知多半島一周ツーリング

私『ルイちん』がネットを通じて関西のハーレー乗りさんたちと出会い、最初のツーリングを実施したのが琵琶湖。そのときに、「次は愛知で」というリクエストをいただいていたので、関西からの　アプローチなどを考え、日帰りでもお手軽な「知多半島」をそのコースとしました。

では、まず参加者をご紹介しましょう。

ＳＡＳさん＠83FLH；ご存じ「楽しいショベルヘッド」の主、今回は唯一の県外参加者となりました。お疲れ様でした。

しょべるたろう君＠76FLH；豊橋のショベラー、前回に引き続き参加です。車体の美しさではSASさんと１，２を争っています。ハイドラグライド＠バスケットケースも手に入れて、ハマりまくってます。

ｈｏｔａちん＠79FLH；実はルイちんの大学の後輩であります。ショベルにはまった先輩を見て「こうはなるまい」とソフテイルを買ったものの、気が付いたらショベルに跨っていました（笑い）

ルイちん＠85FLH；不肖私、今回のホストとなりました。走りなれた地元をご案内したのですが、一応務めは果たせたようです。ホストの任務？で寒がる奥さんも参加。

ということで、4台5人のツーリングでしたが、ご覧のとおり、4台全部がショベルFLHという偶然。

　さて、今回は知多半島を挟んで東西より集まるため、まず半島北西部の東海市内にてSAS さんとhotaちんと集合としました。と、SASさんより電話が入り、始動に手間取り到着が30分ほど遅れそうとのこと。一方のhotaちんは予定通り到着したので、世間話をしながらSASさんを待つことに。最近、二人目のお子さん誕生で絶好調のhotaちんです。そしてSASさんも「予定通り」30分遅れで到着したので、いよいよしょべるたろう君の待つ、半島東部の半田市内へ向かいます。それにしても12月も中旬になって、冷え込んできましたね。こんなときは陽射しが本当にありがたいです。出発時には「こんなに寒いのにバイクに乗るなんて、バカよ、アホよ」とボヤいていた奥さんも、体が慣れてきたようです。たろう君は喫茶店で待機してましたが、我々の到着時には外で愛車とともに出迎えてくれました。全員そろった安心感とバイク乗りの性から？お約束の愛車自慢・近況報告会となってしまいます。。。はいはい、出発しますよ！

　今回は海岸線を回るため、時計回りのコースです。半島東岸を三河湾沿いに南下し、とりあえず昼食ポイントとなる「師崎（もろざき）」を目指します。全車好調のようで、ショベル特有のちょっと乾いた重めの音を響かせつつ走っていきます。。。と書きたいところなんですが、道案内で先頭を走っていたため、後続の音はまったく耳に入ってきません(笑い)。ミラーに映る姿からそう思っていました。

　知多半島一周は、距離にして100 キロ弱、その中間点の師崎までは1時間もかかりません。昼食を予定しているお店はリゾート施設の中にあるバイキングレストランで、敷地の奥にあるため、リゾート会員でなくともちょっとした贅沢気分を味わえます。季節は冬ですので、今回は距離を稼ぐことよりも、こういうところでバイク談義をマッタリすることに重きを置いたプランでしたが、バイキングランチが1時間以上もマターリとさせてくれました。このあたりのノリは、夏の琵琶湖のときと変わっていませんね。。。終わらないランチトークを半強制的に打ち切り、次のポイントへ向かおうとしたものの、今度は駐車場での撮影会が始まってしまいました。しょうがない人たちですねぇ、って、僕が率先してシャッターを押していました。

今度こそ、出発です。寒い季節にせっかく知多半島まで来ていただいたのですから、気の利いたお土産でもご案内しようと思いました。「えびせんべい」は無難なお土産ですが、目立つお店は味もイマイチで、あまり自慢もできないので、「つくだ煮街道」を目指すことにしました。ここなら海苔、魚介類のつくだ煮も豊富で、焼きたてのえびせんべいも売っています。試食も楽しみながら、ちょっと買い込みます。そして外へ出てみると、観光施設でお約束の「ハーレーインタビュー」です。居合わせたお父さんたちからいろいろ聞かれるのですが、やはりどこへ行っても3大質問は「排気量」「重量」「値段」ですね。バイクに乗ったことのある方からは「年式」なんかも聞かれるのですが、それはやはりFLHが古く見えるからなんでしょうね。

　さて、ここから次の目的地「野間灯台」まで、僕とSAS さんのバイクを交換して乗ることにしました。奥さんまで交換するわけにもいかず（コラコラ）、SASさんのFLHでタンデムです。それにしてもハイコンプにＡカム、HSRの組み合わせは素晴らしい加速を生みます。普段の感覚で60キロ程度の加速をしたつもりでも、メーターはすでに90キロ近くを指してます。これには僕はもちろん、後ろの奥さんもビビリます。しかもバディと違って小さなピリオンシートなので、僕にしがみつくしかありません。うーんSASさん、ナンパ仕様ですね、このバイク。

　全行程の2/3 あたりになる野間灯台に着いたのは３時をとっくに過ぎています。すでに陽射しも傾き、先を急がないとSASさんの帰路は寒いばかりとなります。でもここでも灯台をバックに写真を撮ったり、伊勢湾と鈴鹿の山々を眺めたり。しょべるたろう君は「をを、ここはサイパンです！また来ます！」と感激。サイパンに行ったことあるんですか、羨ましい。。。

刻々と西に下りていく太陽と、時おり見える伊勢湾の海を見ながら、最後のポイント「新舞子マリンパーク」へ急ぎます。到着したころにはもう日没直前です。せっかくいい雰囲気に整備されたこのパークも、ガラの悪い輩のせいで？夜間は閉鎖されるなど、ちょっと台無しのスポットになってしまいましたが、こうして解散直前の時間を過ごすには充分です。もう薄暗い中、再会を約束して涙の別れでございます。僕ら夫婦は30分もあれば帰宅できますが、hotaちんとたろう君は1時間以上、SASさんは3時間近くかけて家路を急ぐんです。皆さん、本当にお疲れ様でした。知多半島まで足を運んでくれてどうもありがとう！

と！これで無事終了と思いきや、天の悪戯か、大阪のSASさんにトラブルが発生。詳細はすでに紹介されていますが、この寒空の下、タイヘンでしたね。あんなに素晴らしい走りをしていたのに、そのエンジンに不調をきたすとは、エンジンチューンって、奥が深いんですね。。。

　そして、早くも次の企画が持ち上がってきましたね。今度はしょべるたろう君ホストの、浜名湖方面合宿ですか。楽しみです。今回参加したくてもできなかった方、次回はどうぞヨロシクね。